ミモザの日をご存知でしょうか。
毎年3月8日、国際女性デーのこの日に、イタリアでは男性が女性にミモザの花束を贈る習慣があります。
ミモザの花は、その柔らかな黄色が暖かさと陽光を思わせ、女性の強さと繊細さの両方を象徴しており、女性への敬意と感謝を表現する特別な日の贈り物として定着しているのです。
ミモザの日の当日は、家事は夫に任せて女性同士で集まり、パーティーをして過ごします。
また、ミモザを送る相手は妻とは限らず、母親やおばあちゃん、お世話になっている友人や職場の人など誰でも良いそうです。
日本でもここ10年程、この「ミモザの日」がメディアに取り上げられる機会が増えました。その影響か、ちょうど花が旬を迎えることもあって、この時期の花屋さんの店頭には黄色く可憐なミモザの花が並ぶのはおなじみの光景になったように思います。
歩調を合わせるように、日本でも社会にける女性の地位は少しずつ向上してきました。
今や新卒採用で男女の区別を明確にすることはタブーですし、求人票の記述においても、男女を限定して出稿することはハローワークや民間媒体問わず不可能になっています。
しかしながら、依然として女性のリーダーは少なく、企業における女性役員比率はOECD最低レベルを維持したままです。
また、各種調査における「女性の働きやすさ」も国際的には低位のままで、このままでは一向に少子化が止まらない、と言われ続けています。
この日を機に、いま一度、自らの職場や家庭を顧みて、両性の機会均等、一人ひとりの権利と可能性を拡げ活かしていくにはどのような働きができるのか、少なくとも私は一人の娘を持つ親として、考えてみたいと思っています。
さて、ミモザの花言葉は国によって少しずつ違います。
本場イタリアでは「感謝」
フランスでは「思いやり」
日本では「優雅」「友情」を示すそうです。
待ちわびた春の日差しを象徴するミモザを、ぜひ大切な方に贈ってみませんか。
ちょっとこぼれ話
ミモザ情報システムは、創業30周年です。
そして、このブログは13年目です。
過去にミモザの日に触れた記事が2つ見つかりました。
書いたのは私です。
わ、若い…!
ミモザの日
ミモザの日、再び。
奇しくも、今年、何度も買っていただいているお客様を対象に、ミモザの日記念クーポンセールが実施されることになりました。
10年越しの壮大な伏線回収となったことに、こっそりと触れておきます。
10年前からお世話になっているお客様、あなたが女性であっても、男性であっても、本当にありがとうございます。
感謝と友情に乾杯!