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社員旅行に行ってきました

ミモザのブログ

3丁目の夕日の時代から高度経済成長を経て、企業の業績が

上がるにつれて、会社が従業員に提供する福利厚生も増え

ていった。

そして、ニッポンの会社には、いわゆる「社員旅行」が定着した。

バブル期には、多くの会社で競うように豪華な社員旅行が敢行

され、わが父も会社の研修でドイツに行っていた。

(そして、お土産の飴があまりおいしくなくて、外国に行きたく

なくなったという話は内緒)

さて、時代は下り、時は21世紀。

多様化の時代、そして不況の時代、人々の価値観はさまざまに

分化し「社員旅行」という、どことなくアナログでノスタルジックな

響きさえ漂うこのイベントは、必ずしも「歓迎」される場面ばかりでも
ないようだ。

試しに「社員旅行」で検索してみると、そのネガティブな候補

ワードに思わず苦笑してしまう。

社員旅行 行きたくない
社員旅行 強制
社員旅行 断り方
社員旅行 嫌……

そんな中、われらがミモザ情報システムは開業以来、初の社員

旅行を実施した。

行先は事前の社員総選挙によって3地域の中から絞られた

南紀・白浜。

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天気予報は芳しくなかったものの、各々の日ごろの行いがいい

のか、社員の中に強烈な晴れ男/女が存在するのか、二日間の

日程中雨に降られることは一度もなし。

昨今では社員旅行も「慰安旅行」から「研修旅行」へと趣旨を変え、
会社見学や講演会などの「おカタいイベント」を組み込むケースが
多い中、私たちの行程は純粋に「楽しむことに特化した旅行」。

三段壁や白良浜、アドベンチャーワールドなどの定番観光

スポットを押さえつつ、お宿は老舗・むさしさん。

自分の旅行では選ばないような格の宿。
食事も、自分が宿をとるときには選択しないであろう内容。

美味しかったです。楽しかったです。いや、もう素直に。

 

そんなこんなで社員旅行。
ネット上では経営者の見栄だとか、親睦を深める効果は期待

できないとか、求人に対する効果はないとか、いろいろ言われ

たい放題ですが、実際のところどうでしょうか。

ネガティブな捉え方をされる方の気持ちもわからないではない

ですが、しかし、社員同士、メンバーの意外な一面や、プライ

ベートに近い姿を観察できるのは、これは素直に面白いもの

だと思います。

それが業績やモチベーションに結び付くかどうかと言われれば、
それはそれぞれの感性の問題なので分かりませんが。

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しかし、社員旅行というイベントが存在するならば、やはりそれを
いかに「楽しむか」「楽しみ尽くすか」という部分、心構えは、
それは仕事の力にも直結すると思うのです。

確実にやってくること、起こることに対し、それを肯定的に捉え
何かしらの意義を見出し、尽力している方の労に感謝し、当日は
しっかり楽しむ。それが大人の「社会性」という能力ではないので
しょうか。
それを駆使して進めていくのが「仕事」なのではないでしょうか。

細かな段取りや気配り、心遣い。大なり小なり、参加者にこの
視点があれば、社員旅行は滞りなく進み、気持ちのいい時間に
なると思います。

そういう時間を持てる組織が、平時の業務で力を発揮できるのは
言うまでもないでしょう。
(でもそんなこと言ってしまうことが、楽しくなくなる元凶かも
しれませんが…要は楽しむにも相応のリテラシーが求められる
ってことです。社員旅行を楽しむというのは、高度なスキルなの

です。多分。)
(お前はどうなんだと言われると…頑張ります)

最後に、旅行会社のウイングトラベル様、道中快適な移動を提供
いただいた近江タクシー様、そして社長、社内旅行幹事のHさん。

素敵な時間をいただき、ありがとうございました。

「社員旅行に行ける会社にいる」幸せ、存分に噛みしめさせて

いただきました。

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