どんな世界でも、ことビジネスに関しては「数字」で物事を捉え、「数字」で考え、「数字」で結論を導く…といったことが行われている。
インターネット通販でもそれは同じで、いや、むしろ顕著で、多種多様な数字をめぐって、日夜さまざまな人間があーでもないこーでもないとウンウンうなっております。
そして、ご多分にもれず、私たちも「数字」を追っかけているのだが、今日はこの中から大事な2つを取り上げて、自分の備忘録と後輩(現れるかどうかは謎)への資料、忘れてしまった社員さんへの復習としようと思う。
題して、サルでも分かる!コンバージョン率~~!!
コンバージョン率という聞きなれない言葉を説明する前に、まずは…
●セッション数(訪問数)
まず、ホームページへの来訪者をカウントします。
実店舗を例にイラストで見ていきましょう。
数字の移り変わりをご覧ください。
「セッション数」は、店の敷居をまたいだ時にカウントされる、と解釈できます。
●コンバージョン数(目標達成数)
商品を買ってくれたときにカウントします。
店や業態によって「目標=コンバージョン」は変わります。
住宅展示場なら見積もり発行、結婚式場なら資料請求数…とか。
●コンバージョン率
(お客さんに占める買ってくれた人の割合)
コンバージョン数 ÷ セッション数
●ちなみに、これらの数字を以下の式に当てはめると、売り上げを予測できます。
セッション数 × 客単価 × コンバージョン率 = 売上
お分かりだと思いますが、売り上げを上げるためにネットショップを手入れするにあたって、訪問数だけを上げてもダメだし、コンバージョンだけにとらわれていてもダメです。あれもこれもみんな対策していかなければならないです。
あらゆる手立てを考えて考えて考えまくる。そして実行。実行しながらも延々考える。考えながら日が暮れて、日が昇り、また暮れるの繰り返し。
現在ネット上には、あらゆる数字の出し方や考え方が溢れています。それを理解して、自分の店に当てはめるのは簡単。しかし、数字をどう評価するのか、どう意味づけして、次の戦略へ落とし込んで、さらに結果を出していくか…というノウハウは落ちていません。答えもない。定説もなけりゃルールもない。あったとしても、どんどん変わる。
そんな日々だからこそおさえておきたいのは、本当に追いかけるべきは、「数字」そのものではなく、その数字の意味する「結果」、そして「次の一手」だということ。だから難しいよねっ、と煙に巻くこともできないのがまた苦しいサラリーマンww
といったところで、また来週