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老齢厚生年金の手続き

一定の年齢になったら国からもらえる年金のことを「老齢年金」といます。
老齢年金は、現役を引退し、仕事による収入がなくなった後も生計を維持できるように作られている制度です。老齢年金には、「老齢厚生年金」、「老齢基礎年金」、「退職共済年金」など様々な種類があり、各制度ごとに支給対象者や支給金額、支給開始年齢などが定められています。
そこで今回は、これらのうち「老齢厚生年金」の受給手続きの概要についてご説明させていただきます。

1.厚生年金とは

厚生年金とは、サラリーマンや役員さんが加入する年金制度のことをいいます。
パートやアルバイトであっても、正社員などの4分の3以上の労働時間があれば、原則として厚生年金に加入しなければなりません。厚生年金加入者については、毎月の役員報酬や賃金をもとに厚生年金保険料が計算され、原則として労使折半で保険料を負担します。厚生年金には、最も長い方で15歳から70歳まで加入することができます。

2.老齢厚生年金とは

老齢厚生年金とは、厚生年金の加入歴のある方が、60歳など一定の年齢に達したときに受給できる年金をいいます。現在は、支給開始年齢を段階的に65歳へ引き上げている最中であり、男性の場合は昭和36年4月2日以降生まれ、女性の場合は昭和41年4月2日以降生まれの方については、支給開始年齢は65歳となります。
年金額は、定額部分+報酬比例部分+加給年金額であり、本人の生年月日、性別、在職期間、在職中の報酬額、配偶者の状況等により、一人ひとり異なります。なお、「保険料納付要件」を満たしていない場合など、厚生年金の加入歴があっても老齢厚生年金を受給できないケースもあります。

3.受給手続きの時期

老齢厚生年金を受給するための手続きは、受給することのできる年齢に到達してから行います。いつから受給できるかご不明の場合は、年金事務所にお問い合わせされるとよいでしょう。

4.受給手続きの場所

老齢厚生年金の受給手続きは、原則として住所地管轄の年金事務所で行います。
なお、全国に数百か所ある年金事務所及び年金相談センターはオンラインでつながっているため、管轄外の年金事務所で手続きすることもできます。

5.受給手続きに必要な書類

老齢厚生年金の受給手続きに際しては、「年金支給申請書」に加え、「戸籍謄本」、「住民票」、「所得証明書」などたくさんの書類が必要となります。
受給者ごとに必要書類は異なりますので、事前に年金事務所に確認されるのがよいでしょう。

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