一口にWEBビジネスと言っても、いろいろな形があります。
ミモザは制作会社とどう違うの? どの程度のスキルがあればいいの?
よく質問される業務領域や担当分野について、詳しくご紹介します。
ある時は、特定のソフトで使用する伝票用紙など「決まった消耗品」を購入するECサイト。
またある時は、お客様にとっての業務課題を解決するため「コンサルタント」の役目を果たす情報サイト。
ヒアリングを要する複雑なシステムも扱いますので、これを担う営業スタッフとお客様との「懸け橋」となることも多々あります。
いずれにしても、お客様ごとの多様なニーズや局面に対応すべく、非常に高度な表現力が要求されます。
それも、BtoC(消費者向け)ECサイトとは少し手法が異なり、ブランドイメージや美しさ、おいしさ、見栄えといった「表層」の訴求ではなく、お客様の要求を満たす情報を、過不足なく伝えていく「質実剛健な」サイト作りを旨としています。
大切にしているのは、WEBサイトという器のデザインではなく、情報の伝わり方や、伝える順番、伝える粒度など「お客様に情報が伝わっていく体験そのもの」をいかにデザインするかです。
私たちが共に働く人に求めたい姿勢は、優れたWeb Designerであると共に、優れたInfomation Desinerであろうとすること、その振る舞いによって、お客様の業務をより良いもののに変えていくことです。
WEB上には、その道のプロフェッショナルではない人が書いた、価値のないコンテンツが氾濫しています。
だからこそ、情報が真に伝わることで、お客様の納得、その先にある信頼が形作られていく。その理想を体現することに、私たちの仕事の価値があると考えます。
ミモザのECサイトは、そういう場でなければならないと思っています。
バックエンドは外部企業が開発したASP型カートシステムをカスタマイズして利用しています。
このため、内製しているのはHTML、CSS,、ごく一部のJavaScriptのみです。
最低限、HTMLとCSSの知識およびPhotoshop、Illustrator等グラフィックソフトの操作経験が必要です。
「フロントエンドデザイナーです!長年一線でバリバリやってきました!!」という方には、改善の余地がたくさんあって楽しい現場でしょう。納期に急き立てられることなく、腰を据えてじっくりとサイト育成に取り組むことができます。
「ちょっとブランクがあるけど……」「紙ばかりでWEBはこれから……」という方でも、大丈夫です。
得意な分野があれば、それを生かして充分活躍できると思います。
「業務ソフト」という専門的な商品を取り扱うため、生半可な知識では、会社経営や総務経理業務のプロフェッショナルであるお客様を納得させることはできません。
日々学習と研鑽を行い、総務経理の現場に起こる法令改正などのトピックス、ソフトウェア業界の趨勢、取り扱いメーカーのマーケティング戦略を、お客様よりも高い次元で理解していかなければなりません。
その上で、私たちなりの価値観を通じて、お客様に提案をしていかなければなりません。
困難な道のりです。
しかし、共に道を歩む仲間がいます。
会計や人事労務など企業のバックオフィス部門と言われる領域は、初学者にとっては敷居が高いと思われるかもしれません。
一方で、これらの業務を一切行っていない会社は存在しないのです。
これら業務の恩恵にあずかったことの無いサラリーマンは、存在しないのです。
アルバイトをしたことがない新卒の学生さんを除けば、誰もが関わったことのある世界です。
また、長い社会人生の後先を考えると、お金のこと、税のこと、社会保険のこと、すなわち世の中の仕組みのことは、知らず、関わらずにはにいられない世界でもあります。
当社でコンテンツを作ることができるようになる、ということは、決算書ができるまでの流れや仕組みを理解している、ということです。
なぜ会計が大切か、会計の視点で考えることがどういうことなのかを知っている、ということです。
給与明細書の項目について説明できるということです。
源泉徴収票の意味が分かるということです。
ひととき頑張ってこの分野の知識を身につけることは、貴方の武器にこそなれど、無駄になることはないのです。
マーケティング部に今いるメンバーは、誰もが総務経理畑を歩んだことがありません。
全員が、全くの異業種から転職してやってきました。
そして、四苦八苦しながら、業務知識・商品知識を身につけてきました。
入社当初は、研修があります。
通り一遍のことは教えてもらえるし、定期的な勉強会もあります。
しかし、それだけで全てを賄うことは難しいとも思います。
自らアンテナを張り、積極的に学び吸収していく姿勢が求められます。
働き方改革、デジタルトランスフォーメーション、どんとこいです。当社の守備範囲のど真ん中です。
どこの会社も取り組みたくても取り組めない、一丁目一番地の業務課題。
この経験を積めるのは、キャリアの財産になるはずです。
そうして得た果実は、貴方だけのものです。
インターネットのお店にお客様を連れてくる、最もありふれた方法は「ネット広告」です。
以前は競合が少なかったこともあり、「出せば売れる」という状況もありましたが、近年は大手企業と真っ向勝負という機会も増えてきました。かといって、安売りするだけでは芸がありません。
こうした環境下で成果を上げ続けるためには、いち早く変化を掴み、新しい手法に対応していくことや、ごく基本的なことではありますが、クリックした先のページ内容を改良すること、広告文自体の実験を繰り返し、売れるパターンを研究することなど、やれることは尽きません。
商材柄、動画やSNS広告は取り組んでいませんが、将来的には取り組みを進めていきたいと考えています。
ネット通販には、大きく上記のようお客様との接点があります。
ECサイトはもちろん、WEBの内外にかかわらず、さまざまな販売・サービス提供の機会があり、これらすべてが『お店』を形作る上での大切な要素です。
お客様とミモザの接点を、双方にとって価値あるものにするために、伝える内容を工夫することも、マーケティング部の大切な仕事の一つです。
例えば、あるキーワードで入って来た方には、どのような内容のページを見ていただくか。
メールでは、どのようなお客様に、どのような文面を、いつ送るか。
全て伝える側の工夫次第で結果が変わります。
WEBの世界では、それが手に取るようにわかります。
工夫の仕方やパターンは、無数にあります。
一つひとつを駆使して、お客様の心を掴んでいきます。
メール配信やリストの抽出は、全てシステムを活用して行っています。
こうしたシステム間のデータ連携や自動化の設定なども内部で実施していますので、これに携わることでデジタルマーケティングのノウハウを磨いたり、知見を活かして販促企画を仕掛けたりすることもできます。
全国の10万件を超えるお客様に向けて、何を発信しますか?
私たちのビジネスは、入り口こそECサイトですが、そのミッションは多種多様なサービスを駆使して、お客様の業務課題を解決していくことです。
こう捉えたとき、我々のビジネスには、「ECサイト運営」の枠を超えた無限の可能性があります。
究極的には「求められるサービスを創造する」ことを経営理念に据えている当社ですから、既存の事業ドメイン「全国の中小企業」「インターネット」「基幹業務」を軸として、今は取り扱っていないサービスや領域へと業容を拡張し、会社を成長させていきたいと考えています。
マーケティング部のメンバーは、その突破口を拓く先鋒隊です。
新しいサイトを立ち上げるもよし、新しいサービスを組み立てるもよし、事業会社のWEB担当として、誰よりも商品や顧客のことについて深く知る気概をもって、常に新しいことに取り組んでいきたいと思います。
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採用後、具体的に依頼する作業を列挙します。
但しあくまでもモデルケースで、これまでの業務経験に応じ、柔軟に対応します。
WEB業界は大変幅が広く、ある業界の制作やディレクション経験がそのままECサイトの運営スキルに直結する面もあれば、そうでない面もあります。
それは、ECサイト運営の核になる知識が、通信販売、いわゆるダイレクトマーケティングと言われる分野への理解度に大きく左右される面があるからです。
現状、日本のBtoB(企業間取引)における通販事業の専門家は、ほとんど存在していないと言っても過言ではない状況です。(しかし、今後確実に活躍の場は拡がっていくでしょう!)
この点を踏まえ、デザイン力やサイト運用経験があるに越したことはありませんが、経験者の方であっても入社後に努力して習得していただく知識は多く、未経験の方であっても、意欲的に取り組めば充分活躍する機会があると考えます。
サービスをより良くしたいという「目的意識」のある方には、大きな裁量をお渡しします。人事評価において、社歴・年齢・性別・学歴にとらわれることはありません。
私たちは、変化の早いネット通販で戦うために、仕事のほとんどをあえて内製化しています。
日々のサイト更新に加え、企画からデザイン、アクセス解析、SEO、広告運用、チラシ、メルマガ、新ショップの立上も販促も、何から何まで、WEBマーケティングの全てがここにあります。
あえて言えば、華やかなデザインワークや、おしゃれなアイテムを扱う楽しさはないかもしれません。
それに、何でもできる代わりに、何でもやらなければなりません。
ため息の出るような美しいデザインとか、機械のように精密なコーディングとか、何でも売りさばくキレキレのコピーが要るわけでもないし、その習得を強いるわけでもありません。
私たちが扱う商品・サービスは、会社を運営する上で誰もが必要とし、また大きく差別化することが難しいからこそ、売り方、見せ方をはじめ、ネット販売の本質に迫る、ベーシックな技術が身に付けられるものと思います。
一度売れる仕組みを整えると、安定した需要を背景に、堅実な売り上げが見込めるのも、魅力です。
一方で、通販には、業種商材にかかわらず、それなりの流儀、メソッドがあります。
※取扱商品は全て一般消費者向けにも販売しております
※BtoC用販売チャネルとして、楽天、Amazonにも出店しています
※小さな会社だからこそ活かせるスピードと、部門間の連携・協力体制があります
いま、ここにあるものについては、すべて丁寧に指導することをお約束します。
その上で、進んで現状を改善し、変革に挑んでください。
「変化すること」が、社是です。
私たちは絶えず変化しています。広告やサイトのかたちだって、この方が良いと思えたら、進んで変えてしまいます。
それがこれまで生き残ってくることができた私たちの競争力の源泉であり、より良く変わっていくことが、お客様からいただくご恩に報いる唯一の方法だと考えるからです。
あなたの得意なこと、やってみたいことからどんどんチャレンジしてください。そして、失敗を恐れずに変えてください。
結果は次の注文という、紛れもない事実として現れます。
※実際の仕事の現場は、 採用担当ブログ から覗いてください。
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