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日本一早く、来年の源泉徴収票の予約受付を開始しました。

ということですが。

それがどうしたと言われればそれまでなのですが。

※注意※
源泉徴収票そのものについては書かれておりません。源泉徴収票に関する様々な法的手続きや書き方のハウツーは、このエントリには出てきません。
これらの情報に関しては国税庁
のHPをご覧ください。


以下、相変わらずWEBショップのバックヤードに関する記事です。

ミモザのブログ

源泉徴収票の予約受付は、ミモザの秋の風物詩とも言える光景でして、お得意様の元へごあいさつのメールを送り、メールアドレスがない方へはFAX注文票を送り、全社員のメール署名に特設ページのアドレスを記し、表題のコピーを添えるわけです。

なぜそんなにも力を入れてやるのか?

それだけ儲かるのか?

いえ。儲かるのかと言われれば、儲かりません(正直です)

源泉徴収票の販売自体には、弊社社長のさまざまな思いや策が込められているはずです。

その内容はまた別の機会に譲るとして、いち担当者としての私が思うところを記しておくと、この毎秋の「源泉祭り」(社内はそんな感じです)は、やはりお客様とお付き合いを続けていく上での、貴重で大切な機会です。

全く、ネットショップというのは妙なもので、楽天やamazonなどの大きなところでなければ、来店・購入されたとしても、お客様の中で「どこそこの店で買った」という意識は薄い場合が多いです。(特に型番商品の場合)
実際の店なら、そんなことはほとんどないと思うんですよね。。。

ネットショップでは、袋やショップカードに気を配り、購入時点で試供品を配ってポイントカードを発行し…なんていう実店舗における店(ブランド)名の刷り込み施策も簡単には打てないし、その仕掛けも作りにくいです。

ましてや、対面でのコミュニケーションはとれませんから、顔は見えない、声は聴けない、自分の注文を処理する人間がどこの誰だかわからない。

弊社が京都の会社だということすら、ご存じでない方もいらっしゃることでしょう。

ある意味、それもすごいことだなぁ、と思うのです。

それでも、何らかのお客様側の判断で、他社との比較で勝ち残り(あるいは比較されることもなく)、私たちを選んでいただけるのですから。

中には、一年に一回、源泉徴収票のみお買い上げ、というお客様もいらっしゃいます。

でも、それを繰り返していただけているのも、また事実です。

また、源泉徴収票を基点に弊社とお付き合いいただき、弊社の他の商品を購入いただける機会を得られたら、弊社にとってこれほど嬉しいことはありませんし、実際にそのようなお客様もいらっしゃいます。

これは、営業担当チームが、冒頭で記したような案内を、地道に、確実にお届けするからこそ、また、受注後の手配を円滑に処理しているからこそ、その信頼が次の受注につながっていくのだと思います。

ミモザのブログ

ネットショップは玉石混交です。見た目のきれいなショップから、ガタガタのレイアウトのショップまで、色々あります。見た目がきれいでも、受注後の対応が悪かったり、逆に、見た目はいまいちでも、がっちりと固定客をつかんでいるショップも、現実に存在しています。

制作担当部門の人間として、弊社のショップはまだまだ「見た目」に改善の余地はあります。しかし、弊社の考える(というか、当たり前の話)ショップの範囲は、「入口から出口まで」。流入起点となる広告から、WEB上の注文、発送の手続きと、段階に応じて行われる連絡、そして商品の着荷から代金をいただくまで。さらに、その後の関係づくりと発展向上。その一連の接点全てがネットショップを構成する要素です。

店構えだけ立派でも、ちぐはぐな商品を陳列してあっても困惑しますし、店構えが立派だからその店はつぶれないなんてこともないし、通りから一本入った路地裏の店が繁盛していたりもするし。だから、店構えだけじゃ、その店の本質はわからないわけで、というか、普通の実店舗は、やはりありとあらゆることに気を配りますよね?

ミモザのブログ

ミモザも、地味な商材ばかりですが、より良いお客様との距離感、関係性とは何か?を日々学習して、進化しています。(…しているつもりです)(…いかがですか?)

今年の源泉徴収票キャンペーンも、昨年とは違います。細かい改善の積み重ねですが、社内スタッフの皆さんも、ネットショップを運営されている方々も、そのような視点で観察いただいても、面白いのかもしれません。

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